コンセプト - 建築設計|株式会社アーキディアック|長野県松本市

CONCEPT

コンセプト

アーキディアックでの成長

松本城、雪の北アルプスと韻を踏むこの建築は、天守閣から常念岳の眺望を重視して建てられています。

設計は、依頼する人が何を求めているかによって決まります。作りたいものがある人もいれば、何となく抱いているイメージを基に発展させてほしいという人、あまり興味がなく一般的なものと同じものでいいという人もいます。どのような建物にしたいかということは、どのように社会とつながりを持ちたいかにも通じます。当社の場合は、建物について真剣に考えている人からの依頼が多く、深くコミュニケーションを図りながら、仕事を進めていきます。

設計・監理とコミュニケーションを重視し、発注者や、周辺住民とワークショップを開いたりすることも多いです。建築設計においては、地域・社会そして企業のリーターをコミュニケーションをとり柔軟に対応する姿勢と共に、自分の心にぶれない芯を持つことが大切です。社員には経験を積み、社内のプロジェクトを引っ張る存在に、そしていずれは社外の人も含めてチームをまとめられる存在になってほしいと考えています。

当社の企業風土

100年前の民家を飲食・宿泊施設にコンバージョンした「海野宿滞在型交流施設 うんのわ」。ユニバーサルデザインや耐震補強で、町並の維持保存と古民家の利活用を行いました。

街の歴史や文化、関わる人の価値観を踏まえ新たな建築を提案することがあります。どの建築物においても、基本は「人」と考え発注者や施工者、関わるすべての人との、コミュニケーションを重視しています。社内においては、年齢や社歴に関係なく同じ土俵で話ができる環境が整っており、若手社員が発言する機会も多く、しっかり耳を傾けてくれるのが特徴だ。そんな企業風土を築き上げるのは、プロジェクトごとに編成されるチームで仕事に組むことで、お互いを刺激し合い、足りないところを補い合い、連帯感が生まれている。

同社が手がけた建築は、多くの賞を受賞しています。「海野宿滞在型交流施設 うんのわ」は、日本建築学会北陸建築文化賞、日本建築士会連合会賞優秀賞、長野県「信州の木建築賞」最優秀賞の3つを受賞し、業界紙でも特集が組まれた。「受賞は、社会からどのように評価されているのかを知る機会です。自分たちがやってきたことに対して『これでいいんだよ』と言って頂き、いつもそんな仕事となる様に心掛けています。